
・GMOコインで仮想通貨を購入する方法がよくわかりません。
・リップル(XRP)がおすすめって聞いたけど、どうやって買えばいいの?
・GMOコインで「取引所」の使い方を教えて欲しい。
このような疑問にお答えします。
GMOコインで口座開設と日本円の入金ができたら、いよいよ仮想通貨を購入してみましょう。
現在、GMOコインでは20種類の仮想通貨を取り扱っていますが、購入後にDeFiの利用や海外取引所への送金を想定して、今回は「送金スピードが速く他通貨への交換もしやすいリップル(XRP)を販売所で購入する方法」を紹介します。
はじめて「取引所」を使って仮想通貨を購入するという方もいるかと思いますので、取引所画面の見方も併せて分かりやすく解説していきます。
本記事の内容
- GMOコインで仮想通貨を購入する方法
- GMOコインの取引所画面の見方と注文の出し方
- 【PC・スマホ】GMOコインの取引所でリップル(XRP)を購入する手順
本記事を読めば、GMOコインの「取引所」を使って仮想通貨を購入できるようになりますよ。
なお、今回はパソコンとスマホ両方での購入手順を紹介しますので、ご自身の環境に合わせて操作していただければと思います。
ぜひ最後までお読みください。
まだGMOコインの口座を開設していないという方は、以下のリンクから最短10分で口座開設できますので、先に口座を開設しておきましょう。
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また、口座開設と日本円の入金手順は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。




GMOコインで仮想通貨を購入する方法


GMOコインで仮想通貨を購入する方法は2通りあります。
- 「取引所」で購入する方法
- 「販売所」で購入する方法
また、それぞれの特徴をまとめると、以下のようになります。
購入方法 | ルール | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
取引所 | 登録ユーザー同士で取引 | 手数料を安く抑えられる | 注文の仕方が少し難しい |
販売所 | GMOコインとユーザーが取引 | 初心者でも簡単にすぐ取引できる | GMOコインへの手数料が高い |



簡単に違いを説明すると「誰と取引するか」ですね。
こちらの内容を基に、どの購入方法で仮想通貨を買うべきかを先に解説させていただきます。
「取引所」と「販売所」のどっちを利用するべきか?
結論からお伝えすると、GMOコインで仮想通貨を購入する際は必ず「取引所」を利用してください。
理由はシンプルで、「販売所」で購入するよりも手数料が安く抑えられるからですね。
「販売所」ではGMOコインとユーザーが仮想通貨の売り買いをするので、すぐに取引ができる反面、GMOコインへ支払う手数料も割高になってしまいます。
一方で「取引所」を使う場合は、GMOコインが提供する「板」を使って「ユーザー同士が直接仮想通貨の売り買い」をするため、販売所を利用するよりも圧倒的に手数料を安く抑えることができます。



いわゆる「板取引」と呼ばれる取引方法です。
はじめのうちは「取引所」での注文が難しく感じるかもしれませんが、本記事でも丁寧に解説しますので、少しずつ慣れていきましょう。
まずは「必ず取引所を利用する」ということだけ覚えておいてください。
GMOコインの取引手数料
続いて、GMOコインの「取引所」で仮想通貨を購入する際の手数料についても解説しておきます。
GMOコインの「取引所」における取引手数料は以下の通りです。
取引参加者 | 取引手数料 |
---|---|
Maker | -0.01% |
Taker | 0.05% |
GMOコインの取引所では、注文内容に応じて2通りの手数料が発生します。
取引所の「板」に出ている指値注文について売買が成立した際に、その指値注文を出していた取引参加者を「Maker」と呼び、その相手方となる注文を発注した取引参加者を「Taker」と呼びます。
先ほども説明しましたが「取引所」ではユーザー同士で取引をするため、仮想通貨を買いたい(または売りたい)ユーザーと、仮想通貨を売りたい(または買いたい)ユーザーの注文内容がマッチングした時点で取引が成立します。



要するに、「板」に注文を出した人と受けた人の違いです。
つまり、取引が成立した時点で「どちら側で注文していたか」によって手数料が変動する仕組みです。
「Taker」の取引手数料は一般的な手数料の概念と同じで、取引した仮想通貨の金額に対して「0.05%」をGMOコインへ支払います。
一方で「Maker」となった場合の取引手数料は「-0.01%」に設定されており、これは取引をすることによって逆に手数料を受け取れるという意味になります。
GMOコインの「取引所」では確実に「Maker」注文になる方法もありますので、後ほど詳しく解説します。
GMOコインの取引所画面の見方と注文の出し方


それでは、ここでGMOコインでの「取引所」画面の見方と注文の出し方を解説しておきます。
GMOコインではパソコン版とスマホアプリ版の両方で「取引所」を利用できますが、具体的な購入手順は後ほど紹介しますので、ここではパソコン版の画面を使って説明します。
取引所画面の見方
GMOコインで「取引所」を表示させるには、ホーム画面左側にある取引所メニューから「現物取引」をクリックしてください。


すると、このような画面が表示されます。


これがGMOコインの「取引所」です。
GMOコインの「取引所」は、主に以下の画面構成になっています。


各項目には、それぞれに以下のような役割があります。
- 表示タブ:「注文」・「注文一覧」・「取引履歴」を切替えできます。
- 銘柄選択:取引する仮想通貨の銘柄を選択できます。
- 板:現在出ているの「売り注文」と「買い注文」を確認できます。
- 発注画面:ここから「売り注文」や「買い注文」を出します。
- 余力・残高情報:取引に利用できる「日本円」や「仮想通貨」の残高を確認できます。
- 有効注文:自分が現在出している注文の情報が表示されます。
- ローソク足チャート:選択している仮想通貨の「ローソク足チャート」を確認できます。
情報量が多いため初めは少し戸惑うかもしれませんが、何度か取引してみれば慣れるので、一度に全部を覚える必要はありません。
「板」の見方
GMOコインの「取引所」で取引する際、主に確認するのは③の「板」です。
板は上段を「売り板」、下段を「買い板」と呼び、中央に「最終取引価格」が表示されています。


板には現時点の注文が「注文価格」の順番に並んでいます。そして、注文価格の横に表示されているのが「注文数量(取引する仮想通貨の枚数)」です。
つまり、「売り板」では下にいくほど安値での売り注文になり、「買い板」では上にいくほど高値での買い注文になります。
そのため、板の中央に近くなればなるほど、取引が成立しやすくなると覚えておきましょう。
取引所での注文の出し方
GMOコインの「取引所」での注文の出し方には、「指値(さしね)注文」と「成行(なりゆき)注文」があり、状況によって使い分けできるようになっています。
自分で売買価格を決めて注文を出す方法。市場価格とかけ離れていると、約定(取引成立)しない場合もある。
売買価格を決めずに注文を出す方法。取引の成立を優先する場合には有効だが、想定外の価格になる場合もある。



相場の動きに慣れるためにも、まずは少額で「指値注文」してみるのをおすすめします。
成行注文の出し方
次の章で「指値注文」については詳しく解説しますので、ここでは「成行注文」の出し方を説明しておきます。
デフォルトで成行注文になっているので、そのまま売買区分で「売」・「買」のどちらかを選択します。


成行注文では価格の入力はありませんので、希望する取引数量だけを入力します。


取引数量が入力できたら「確認画面へ」をクリックしましょう。


確認画面が表示されるので、問題なければ「確定」をクリックします。


これで、成行注文は完了です。
注文後は約定(取引成立)するまで待ちましょう。
【パソコン版】GMOコインの取引所でリップル(XRP)を購入する手順


それでは、ここからはGMOコインの「取引所」でリップル(XRP)を購入する手順を解説していきます。
まずはパソコンから購入する方法を紹介するので、スマホアプリでの手順を確認したい方は、以下のリンクからジャンプしてください。
パソコンからリップル(XRP)を購入する手順は以下の通りです。
- 取引所を開きリップル(XRP)を選択
- 注文内容を入力し買い注文を出す
- 約定(取引成立)するのを待つ
1つずつ順番に解説していきます。
手順①:取引所を開きリップル(XRP)を選択
まずは「取引所」でリップル(XRP)を選択しましょう。
GMOコインにログインしたら、ホーム画面左側の取引所メニューから「現物取引」をクリックします。


取引所が表示されるので、赤枠で囲んだ個所をクリックします。


仮想通貨の一覧からリップル(XRP)を選択してください。


選択できたら、表示が「リップル」になっていることを確認してください。


これで、リップル(XRP)を購入する準備ができました。
手順②:注文内容を入力し買い注文を出す
続いて注文を出していきましょう。
今回はリップル(XRP)を指値で購入するので「買い注文」になります。
まずは「指値」をクリックします。


次に、売買区分で「買」をクリックします。


続いて「取引数量」を入力します。


このとき、あらかじめ「○○円分のリップルを購入したい」と決めている場合は、購入分の「円」をその時点の「レート」で割れば、取引数量を計算できます。
例えば、以下のような計算になります。
・リップル(XRP)のレート:約43.5円
・購入金額:10,000円分
という場合は、「10,000 ÷ 43.5 = 229.885057」が取引数量になります。
なお、GMOコインでは小数点以下を入力できないので、上記の場合は小数点以下を切り捨てた「229」を取引数量に入力します。
取引数量を入力できたら、注文タイプで「指値」を選択します。


ちなみに、GMOコインでは「逆指値」での注文も可能です。
逆指値とは、「いくら以下になったら売りたい」、「いくら以上になったら買いたい」という注文方法です。
注文タイプを選択できたら、「Post-Only」にチェックを入れます。


Post-Onlyとは、指値注文で利用できるオプション機能です。このオプションを利用することで、「Taker」となる注文は取消となり、「Maker」となる注文のみ発注できるようになります。
つまり、「Post-Only」を使うことで確実に「Maker」注文にできるため、取引成立時には手数料を受け取ることができます。
続いて、「注文レート」を入力します。


指値注文をする場合、基本的に「現在の価格より安い金額」を入力しましょう。
今回の場合、注文時点での価格が43.580円なので、注文レートをそれよりも安い「43.55円」にしています。
注文レートを入力できたら「確認画面へ」をクリックします。


注文内容が表示されるので、問題なければ「確定」をクリックします。


注文の受付完了画面が表示されます。


これで、リップル(XRP)の買い注文を出すことができました。
手順③:約定(取引成立)するのを待つ
注文完了後は、約定(取引成立)するのを待ちましょう。よほど大量の注文数でなければ数分もあれば約定します。
ただし、価格や数量を入力している間も相場は動き続けているので、もし現在の相場価格とかけ離れていて、なかなか約定しない場合は、一度注文を取り消し(キャンセル)してみてもいいでしょう。
注文した内容は「有効注文」に反映されるので確認してください。
なお、ここから注文を「取消(キャンセル)」することも可能です。


また、「板」にも自分が出した注文内容が反映されます。


無事に約定したら、「取引履歴」をクリックして確認しましょう。


取引履歴に約定した際の内容が表示されます。


また、ホーム画面の「保有する暗号資産」も更新されるので確認しておきましょう。


同時に、GMOコインからも「注文約定のお知らせ」メールが届きます。


これで、パソコンからGMOコインの「取引所」でリップル(XRP)を購入することができました。
仮想通貨を売却したい場合も流れは同じなので、板を確認しながら「売り注文」を出してください。
仮想通貨を購入したら海外取引所での運用にも是非チャレンジしてみましょう。
GMOコインから海外取引所のBINANCE(バイナンス)へ仮想通貨を送金する手順は以下の記事をお読みください。


【スマホアプリ版】GMOコインの取引所でリップル(XRP)を購入する手順


続いて、スマホアプリからGMOコインの「取引所」でリップル(XRP)を購入する手順を解説していきます。
スマホアプリからリップル(XRP)を購入する手順は以下の通りです。
- アプリを「トレーダーモード」に切り替え
- リップル(XRP)の取引所に切り替え
- 注文内容を入力し買い注文を出す
- 約定(取引成立)するのを待つ
基本的な流れはパソコン版と同じですが、スマホアプリ版では「トレーダーモード」から取引所を利用するので、こちらも画面スクショ付きで説明します。
手順①:アプリを「トレーダーモード」に切り替え
まずはGMOコインのスマホアプリにログインし、画面下にある「アカウント」をタップします。


アカウント情報が表示されるので、画面を下にスクロールします。


画面をスクロールしたら、「トレーダーモードに切り替え」をタップします。


「OK」をタップします。


画面が「トレーダーモード」に切り替わるので、「閉じる」をタップします。


これで、トレーダーモードに切り替えることができました。
手順②:リップル(XRP)の取引所に切り替え
トレーダーモードのホーム画面が表示されたら、画面右下にある「販売所レート」をタップします。


画面上部にある「取引所 現物」をタップします。


仮想通貨の一覧から「XRP リップル」をタップします。


ホーム画面に戻り、右下の表記が「取引所現物レート」に変わっていればOKです。


これで、スマホアプリから「取引所」でリップル(XRP)を購入する準備ができました。
手順③:注文内容を入力し買い注文を出す
画面下にある「トレード」をタップします。


リップル(XRP)の取引所が表示されるので、そのまま「注文」をタッします。


今回は指値で注文するので「指値/逆指値」をタップします。


売買区分で「買」を選択したら「取引数量」の枠をタップします。


画面に表示されるテンキーを使って「取引数量」を入力します。


取引数量を入力できたら「Enter」をタップします。


あらかじめ「注文レート」には現在の価格が反映されていますが、必要に応じて調整してください。
注文レートまで入力できたら「確認画面へ」をタップします。


注文内容が表示されるので、問題なければ「注文確定」をクリックします。


注文完了の画面が表示されるので「注文一覧へ」をタップします。


注文一覧に、先ほど注文した内容が反映されます。


これで、リップル(XRP)の買い注文を出すことができました。
手順④:約定(取引成立)するのを待つ
注文が完了したら、同じく約定(取引成立)するのを待ちましょう。よほど大量の注文数でなければ数分もあれば約定します。
注文した内容は「注文一覧」に反映されるので確認してください。
注文一覧で注文内容を確認したら、再度「トレード」をタップします。


「板」が表示され、自分の出した注文には「●」マークが付きます。


この「●」マークの付いた注文が「板」から消えると、取引が約定したサインになります。
注文が約定すると、「取引履歴」に反映されます。


また、「現物一覧」にも反映されるので確認しておきましょう。


同時に、GMOコインからも「注文約定のお知らせ」メールが届きます。


これで、スマホアプリからGMOコインの「取引所」でリップル(XRP)を購入することができました。
仮想通貨を売却したい場合も流れは同じなので、板を確認しながら「売り注文」を出してください。
仮想通貨を購入したら海外取引所での運用にも是非チャレンジしてみましょう。
GMOコインから海外取引所のBINANCE(バイナンス)へ仮想通貨を送金する手順は以下の記事をお読みください。


補足:注文内容の変更・取り消し(キャンセル)をする方法
注文してもなかなか約定しない場合は、一度注文内容を見直すか、取り消し(キャンセル)してみてもいいでしょう。
注文内容の変更や取り消しは、注文一覧から行います。
まずは注文一覧に表示されている現在の注文内容をタップします。


下記の画面が開くので、「注文変更」をタップし改めて注文内容を入力してください。


また、注文を取り消す場合は「注文取消」をタップします。


確認画面が表示されるので「取消確定」をタップします。


以下の画面が表示され注文が取り消されます。


これで、注文を取り消し(キャンセル)することができました。
「取引所」で注文をする際は、価格や数量を入力している間も価格が変動し続けているので、自分の注文が現在の相場価格とかけ離れている場合は、一度注文をし直すか、取り消し(キャンセル)をしてみましょう。



どうしても約定しない場合は、「成行注文」に切り替えることも検討しましょう。
まとめ:GMOコインでは取引所を利用するのがお得です
今回は、GMOコインの「取引所」でリップル(XRP)を購入する方法を解説しました。
最後に本記事の内容をおさらいしておきます。
本記事の要点
- GMOコインでは「取引所」と「販売所」で仮想通貨を購入できる
- 手数料を安く抑えたい場合は「取引所」を利用する
- 指値注文で「Post-Only」を利用すると、取引成立時に手数料を受け取れる
繰り返しになりますが、GMOコインで仮想通貨を購入する際は、必ず「取引所」を利用するようにしましょう。
「取引所」の利用は慣れるまで少し難しく感じるかもしれませんが、今回の記事を参考にしていただければ、リップル(XRP)以外の仮想通貨もお得に購入できますので、ぜひチャレンジしてみてください。
まだGMOコインの口座を開設していないという方は、以下のリンクから最短10分で口座開設できますので、よければ活用してください。
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また、口座開設と日本円の入金手順は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。




なお、仮想通貨を購入した後は、すぐにアプリに登録して管理するのがおすすめです。
以下の記事ではコインマーケットキャップ(CoinMarketCap)の無料アプリでポートフォリオを組む方法など基本的な使い方を紹介していますので、参考にしてみてください。


今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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